Xiaomi mi Smart band 6の割れてしまった画面を交換

はじめに

mi Smart band 6の画面が割れてしまったためDIYで修理を試みました。
これは個人が興味本位で、自己責任で行った記録です。

工具やパーツ、そのほか諸々を揃えるのに時間も費用もそこそこかかったので、修理より買い替えした方が手軽で超おすすめです。
あるはず無いとは思いますが、修理依頼は一切対応できませんのでよろしくです。
だってメーカーさんもやんわり断るくらいメンドウだもん。

一番の難関

難関はやっぱりボディと液晶の分離。
ピッタリ隙間なくはまっているし、エッジは丸くなっています。
デザインナイフなどの鋭利な刃を立ててなんとか隙間を作らないとなんだけど。。

ぜったい滑るよね。。
怖いよぅ。

とにかく、ケガや事故は絶対に避けたいです。
刃先が指に向かわないよう注意しながら作業します。

たまたま持ってたミニカンナの刃がちょうど良さそうだったので、使ってみました。

伝家の宝刀ヒートガン

この日のために買っておいたヒートガンに初めて電源を入れます。
強力な接着剤だかテープだかで固定されている液晶とボディ
何度くらいの温度で接着がゆるまるのか？
ゆるまないのか？

ブォー
とにかく手探り。
詳しいサイトによると、リチウムイオン電池の劣化は高温でも発生するそうです。
まずは低めの60度くらいから始めてみます。
うまく剥がせても部品が壊れたら意味ないし。
ボディが溶けても悔しいし。

ブォー
うん、開かない。

というか60度くらいではドライヤーレベルの温風？
あまり熱を実感できないです。

左手にキャンプ用の黄色い牛革の手袋でband保持。
右手にミニカンナの刃。
ガラスとボディの接合部分に刃を差し込もうとします。

ビクトモセン
ラチアカン

温度をさらに高温に調整して、しばらく温風をあてます。
ブォー

ミニカンナの刃を接合部に当て続けていたら、いたずらにボディに傷が増えてしまいました。

なのでここで刃を当てて持ち上げるのは諦めました。
危ないし。

ガラスが割れた部分に極細のマイナスドライバーを突き当てて隙間を確保。
上の部分が分断されて、ようやく液晶部分を持ち上げることができました。
最初からこうすればもうちょっと綺麗に剥がせたかも。

本体と接続するフラットケーブルに固定用の黒いクッションテープがついています。
綺麗に剥がせなかったけど粘着面は残せたので再利用のためにキープ。

フチに残った接着剤にシール剥がし剤を塗布。
これまた極細のマイナスドライバーでコリコリと除去。
内部に散らばったゴミを掃除して、新しい液晶を装着。

薄いフラットケーブルの装着は破損しそうでやや難しかったです。
細いピンセットを利用してグッと奥までさしこみます。

電源を繋いで動作確認を。

おお、AMOLED綺麗！

で、B-7000（接着剤）をボディの縁に厚めにのせて液晶とボディを接着。
接着に必要な時間はおよそ１〜2日ということなので固定用にテープを巻いて作業終了。

こんな感じでした。

作業を終えて

終わってみると、ボディの至る所に液晶を剥がす際についたキズが。。。
そうなるよなぁ。素人だもの。

一応治ったことだし、いい経験になって良かったし楽しかったです。

でも、二度と修理はしないかなぁ。